いつからだろう。
見慣れた景色の中で足を止め、周りを見渡すことが少なくなったのは。
ある日、電車に揺られながら、
いつものようにスマートフォンへ
視線を落としていたあなた。
ふと画面から目を離し、流れる車窓をぼんやり眺めていると、窓に一匹の猫が映っていた。
帽子を身につけた、不思議な猫だ。
猫はこちらを見つめ、ゆっくりと口を開く。
思わず目を瞬いた次の瞬間、猫の姿はどこにもなかった。
手元を見ると、まっさらなスクラップブックと、暗号が書かれた一冊の手帳が残されている。
あの猫の言う「忘れ物」とは何なのか。
そして、手帳に残された暗号はあなたをどこへ導くのか。
電車に乗って街を巡り、スクラップブックに旅のかけらを集めながら、不思議な猫が残した謎を解き明かそう。









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